最近地震が多いですね。大阪でも大きな地震があったそうで。僕はあんまりニュースとか見ないので詳しくは知りませんが。 そうこう言っていると北海道でも。なんだか不穏な空気ですね。
首都直下型地震のような地震もいつ起こるかわかりません。この手の言及はしばしばされていて、もっというと防災袋買え見たいな言及もしばしばされています。 しかし防災袋って何が入ってる必要があるか根詰めて考えたことありますか? 食料とか水とか?まあざっくりとはわかるとおもいますが実際に装備を整えるとなると難しいもので。
Amazonなんかでは下記のようなものが人気です。
まあ妥当かなと思いますよ、1日2日なら、ひもじい思いをしながらいきられるであろう量。 でも明らかに無駄なもの多くないですか。気になるのは僕だけだろうか。
三角巾とか、それいれるなら包帯とかいれればいいのにと思ったり、明らかに水が少なかったり。 別にこの手の製品を否定するつもりはないですが、どうしてもいいと思えないのです。 そこで中身を自分で選んで自分で作ることにしました。
テーマ
元の生活ができるほどの備蓄は現実的に無理ですが、目安は3日間分の備蓄といわれています。まあこれに従うことにしましょう。
リュック
一番気になっていたのがこれです。重いものを背負い、瓦礫だらけの道なき道を歩いて移動するのに貧弱なもの多すぎませんか? それもって1km移動するだけでも相当な体力を消費しそうなものがほとんどでした。
とりあえず、荷物は35Lほどになるので下記の登山リュックを採用しました。
差ほどいいものではないですが、やはり多少ましだと思います。 ポイントは
- 色が派手
- 耐水、撥水性がある
この辺ですね。撥水性は当然雨が降る可能性などを考慮したものです。派手さを求めたのは災害時は治安が悪化することが考えられるので、あまり目立たないリュックだと盗難のリスクや生き埋めになったときに見つかりにくいといったリスクがあるためです。
水
当然必要。人間だもの。 やはり大きなペットボトルの備蓄と、移動しながら使う小型なやつがほしいところ。
人間が1日あたりに必要な水の量は2〜3Lと言われています。なので1週間生き延びるをテーマにする場合、備蓄用の水と携帯用の水は分けたほうが無難でしょう。 僕は多少パワーがあるので多めに持ち歩く想定で、1.5Lのペットボトルもリュックに詰めましたが女性の方なんかは小さい方だけで十分だと思います。
こんなにいらねえよ、と思うかもしれませんが断水するとトイレや体を洗う水も当然なくなるので、リュックに詰めても余った分は適当に備蓄しておいて生活用水にも使える余剰水としておいておくことをおすすめします。
ウォータータンク
さっきの水と何が違うかもちゃんと解説します。
普通地震の被害を受けて、家が危険地域にある、倒壊するなどした場合避難所生活を余儀なくされます。当然、そこまでの地震になるとインフラは崩壊するので、水も給水車に頼ることになります。 給水を受けられる水の量は決まっているのでしょうが、それでも多くの水をゲットしたいし更に言えば持ち運びも考慮したものを使いたいですよね。そこで僕はこれを買いました。
これはリュックには詰めなくてもいいかもしれません。家が崩壊したら別ですが、給水車が来る頃に取りに行けばいいかなあと。リュックが重くなりすぎてしまうと本末転倒なので。
食料
当然食料も備蓄することにしました。今時は避難所に色々備えられているので以前よりは安心ですが、それでも空腹の状態が続くと何かとまずいです。配給を受けられるかどうかもわからないですし、閉じ込められる可能性もあります。
そこでいくつか食料を備蓄することは確定したのですが、選ぶポイントは下記の通り。これはマストだなと思っています。
- 臭い・音がしない
- そのままあるいは水があれば食べられるもの
- かさばらない
- 飽きをこさせない
1つ目の臭いがしないは以前東北の震災があった際に学んだことです。僕は被災していませんが、すし詰めになった避難所で食料を食べるのだということを再認識しました。備蓄していた優秀な方も、カレーのような臭いものは食べられず、そういうものを食べるときは周りにも分け与えないととてもそこにいられないと。なるほど、集団故に発生する意識ですね。同じ理由で缶詰は控えます。特に防災用品としての缶詰は期限を長くするためい窒素が充填されていたりで開けたときに大きな音がなります。 そういうわけで、今回はあくまで自分の身を守ることに重きをおいた装備です。なので臭いや音がしないものを選びます。 2つ目はまあ、水はまだ備蓄できるからいいものの加熱が必要なものは避けます。そもそもそういうことができる状況なのかが不明なこと、火事の危険があることが背景です。 3つ目は利便性の問題。もっと大きいバッグを買う人とかは気にしなくていいです。 4つ目、飽きをこさせないはすごく大事だと思っています。ただでさえなれない環境で生活する以上段々とストレスを抱え、正気を失ってしまいかねない状況です。なので少しでもストレスを緩和できるように食料には少しバラエティをもたせたい、と考えました。
それらの点を踏まえて選んだ食料は下記の通り。
アルファ米
いわゆる乾燥した米です。水とかお湯とかで戻すやつですね。お湯があれば温かいご飯が作れますが、水でも食べられます。実際に水で戻して食べたことはありますが、意外と美味しいですよ。 お湯で戻すと多少臭いがしますが、水で戻すとほぼ臭いはしません。 でもやはり臭いは最小に抑えたいため、僕はカレーピラフとかいかにも臭いそうなものは除外しました。たくさん入っているので、少し取り除いても大丈夫です。家にストックする用の食料として保存しましょう。
羊羹
栄養価が高く、糖分を効率よく摂取できる高カロリーな食品として羊羹を選びました。アルファ米は結構色々入っていて優秀なのですが、戻すために時間が少し必要なのと、腰を落ち着けて食べたくなるそんな食品です。移動しながら、避難所などに向かう道中、瓦礫の撤去などをする際の休憩時など忙しい合間に食べることを想定した食べ物ではないなという印象があります。なので簡単に食べられる食料として羊羹をいれておくことにしました。
コンパクトなのでおすすめですね。
醤油せんべい
おい、音がしないやつって話はどうなった。って感じですがまあ聞いてください。 先程上げた羊羹もそうですが、乾パンや金平糖やら、防災用品って結構甘いものが多かったりします。飽きさせないためのせんべいですこれは。というのと、これ実は結構大きい缶に入っているので煮沸用の鍋に使えそうだなと思ったり、避難所で近所に来た人とかに分けとけばまあ多少は心象がいいんじゃないかとか、そういう下心もありきで買ってみました。煮沸用鍋っていうのは割と悪くないですね。缶はサバイバルにおいて有用なので(ゲーム脳
ヘルメット
地震で割れたガラス、台風の風による飛来物、その他もろもろ頭を守るためにヘルメットを入れておきます。いざというとき武器にもなるし() かさばると面倒なので折りたためるもので、軽いものにしました。
僕は頭がでかいので入るものを探すのにちょっと不安があったのですが、下記が頭のでかい人でもまあ入りそうだったので買ってみました。実際にかぶってみたら入りました。
頭のでかい人は参考にすると良さそう。同棲してる彼女用に下記も買いました。
こっちはサイズはあまり気にしていないです。
光源
サバイバルにおいて光源は大事です。というのはおいておいて、電気が止まったりどこかに閉じ込められた際に光源がないと何かと大変ですよね。そこで2種類の光源を用意しました。 1つは、いわゆるサイリウムです。折ったらっていうか、曲げたら光るやつ。
割れてもなんか大丈夫そうなやつにしました。一時的な光源にはまあ使えるでしょう。といっても長時間これで耐えるのは無理があるので、普通に懐中電灯も買いました。 これは懐中電灯、ラジオ、USBによる給電/充電、ソーラーパネルによる充電に対応したガジェットでもあるのであとの章で紹介します。
サバイバルシート
これが曲者で、僕は下記を買ったんですがあとにして思えばダイソーとかで良かったかもしれません。単価は下記のほうが遥かに安いのですが、こんなにいらないですね。
懐中電灯とかラジオとかついてるガジェット
先に上げた光源でも紹介したガジェットです。名称的には懐中電灯扱いなんでしょうか。 2000mAと心もとないですがバッテリーもついていて、かつソーラーパネルまでついている。情報源としてのラジオや、スマホを充電できるというのは大きいです。
僕がかったやつは赤色でした。
ドライシャンプー
これが結構備蓄する人がいなくて大変だったって聞きました。ドライシャンプーですね。 再三言ってることですがとにかくライフラインが死にます。そうなると水が貴重だし、風呂など入れません。東北の地震があったときは「風呂を沸かした」といって人気のないところまで女性をつれこんで・・・という事件が起こったとか聞きました。まあデマが散々流れてたのでどこまで本当かわからないですが、想像に固くないなあという印象。なので体を水なしでもまあまあ清潔に保てるこれは必須かなあと思います。女性の方は特に気をつけて。
ダクトテープ
ふざけてるように見えるかもしれませんが結構真面目に言っています。ダクトテープですね。 さっきの給水タンクが破れたり、重い荷物の入ったリュックサックが破れたり・・・ダンボールで避難所の壁を作ったり。ダクトテープの活躍できる場面は無限にあります。 まあ何かと役に立ちそうなので僕は入れました。
非常用トイレ袋
水が貴重に(ry というわけでトイレも用意しましょう。組み立て式のダンボールのやつをとも考えたのですが、あれってそもそも利用する場所が必要なんですよね。一旦組み立てて、またばらしてってできるほど手軽な感じじゃない。 常備してもいいんですがダンボールとかでも代用できるし、そもそもあれを利用できるような状況まで復旧するまでを生き延びないといけないので下記の袋と薬の入ったやつにしました。
これは断水したときに家の便器とかに設置しても使えるみたいなやつです。当然、ダンボール組み立てのやつの換えにもなります。 そもそも目隠しとかが必要なんだよねとかはあるんですが、家が倒壊するとは限らないし、最悪穴掘ればいいじゃんって思ったので今回は見送りました。予算的な意味合いもあったので、次整備するときは期限切れになったものを買い直すだけなのでその際に追加を検討しようと思います。
ウェットティッシュ
いろいろ不衛生になりやすい環境です。ウェットティッシュも入れておくことにしました。何でもかんでも入れるのはあれなんですが、そんな状態で感染症になるのが一番まずいです。 そこそこ清潔にいられるように入れておきました。
火種
さっきも書きましたが焚き火が必要なこともあるでしょう。そういうときに火を起こせないのはこまるので、火種も入れておきました。 まずはチャッカマン。普通。
この手のやつ、オイル漏れ起こすと無力なんだよなあなどと考えてたらこんなものがありました。なんか買っちゃいました。
医療用のグッズ
命あっての物種、怪我をしては動くのも辛いことでしょう。なので簡単な医療用品をいれておきます。
僕はこの辺を用意することにしました。もっとたくさん、と思ったけど入れすぎても…と思ったのでこのぐらいにしました。 あと何気に絆創膏もないと困るかなと思ったのでこれ。
サバイバル用シャベル
これもふざけてやってるわけではないのです。結構真面目に選びました。 地震が起きると家屋が倒壊します。倒壊する家屋はほとんどが木造であろうと考えられます。もちろん鉄筋コンクリート造の家屋も倒壊するかもしれませんが…。 そして、インフラが死ぬということは当然ガスも止まります。止まってくれないと危ないですからね。そういうときに火を起こすのに薪が必要になるわけです。このシャベルにはのこぎりがついてます。木も切り放題。瓦礫の中に木材があったら切れますね。 そしてシャベルなので穴が掘れます。ええ。シャベルですから。穴が掘れればトイレが作れます。埋もれた人を救出する助けになることもあるかもしれません。
そしてコンパスが付いています。スマホが使えなくて紙の地図を見る必要がある場合など、コンパスがあると便利です。 さらにファイアスターターがついています。火を起こせます。強いですね。 ピッケルにもなります。これは使わないでしょうが。そしてボトルオープナーにもなる、ないと困るとはいえあまり入れてないですよね。そして、笛もついてます。生き埋めになったときに居場所を知らせるのに入れておくあれです。そしてなんか槍にもなります。これ、普通に商品説明にも入ってて身を守るのに使えるという…。平和であってほしいですね。 何もかもが不足する世界でしょうから、これ1本あると何かと便利そうです。
まとめ
こんな感じのものをリュックに詰め込みました。順番を考えて、重いものを下にしようとしたんですがリュックを背負うときは重いものは上の方にある方がいいらしいです。つぶれにくいものを下にしつつ重いものを上に持っていきました。あと、支給必要になりそうなものを上に。 家が倒壊しなくても近所のスーパーとかの食料が全部なくなるとかありうるので食料の備蓄はしておいたほうがいいですね。家が倒壊するところまで想定するならなおのこと。 サバイバルシャベルとかは僕の趣味が多分に入ってるんですが、まああったら便利かなぐらいの気持ちで入れました。ファイアスターターもいらない気もしなくはないですが。
誰かがなんとかしてくれるなんていう意識でいると災害が来たときに苦労すると思いますし、とにかく人生全体で考えたときの幸せの総数を下げないことを考えて生きているのでそういう不幸の種は早めに潰していきたい、そんな思いで詰め込みました。