マグカップの裏

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デロンギの全自動コーヒーマシン ディナミカ ECAM35055Bを買った話

こんにちは、おすかーです。結構前の話になるんですが使い込めてきたので感想など。

こちらが my new gear... したときのもの。本当は開梱したときのもアップロードしようと思ったんですが、鏡面仕上げがかなりしっかりしていてめちゃくちゃ写り込んで逆にダサいのでやめました。

なぜ最新式にしなかったのか

実はディナミカはデロンギのコーヒーマシンの中では型落ちです。最新式は(2022年時点では)マグフィリカ イーヴォでした。

しかしマグフィリカはどちらかというとエントリーモデルで、最新ではあるもののメニューなどはディナミカには見劣りしています。 実は一口にコーヒーマシンといってもそれぞれ作れるメニューにかなり差があります。一番わかりやすいのはミルクメニューの有無ですが、コーヒーにもかなり差があります。大体の機種で普通のエスプレッソを入れることができますが、ドッピオとロングコーヒーは入れられる機種が限られます。

私は苦味の強いコーヒー、深みのあるものが好きなのでロングコーヒーとドッピオは必須でした。

それらの入れられるマシンは下記の製品カタログから一覧表を見て判断しました。

https://barista.delonghi.co.jp/assets/pdf/catalog_facm2022.pdf

購入時期について

デロンギのコーヒーマシンは結構値段の上下が激しい商品です。同じ商品でも購入時期によって5万円近く値段が変わってきます。デロンギの販売員の方に聞いた話だと、だいたいマグフィリカシリーズが安くなる時期とディナミカシリーズが安くなる時期が交互に来るそうなので、そのへんはいい感じに見極めて買うといいです。僕はディナミカシリーズが高い時期に、安い時期ぐらいの値段で売ってるお店を必死こいて見つけて買いました。1度ほしいと思うと突っ走ってしまうのは良くないですね…。

買ってみた感想

良かったところ

まずコーヒーがうまい!普通のドリップマシンで入れるよりは全然いいです。そりゃあ値段が違いますから当然ですが。淹れたてというのもポイントが高いです。僕はリモートワークをしているのでコーヒーも自宅で飲むのですが、朝淹れたものが昼ぐらいには冷めてまずくなっている、かと言って少量を何度も入れるのは面倒、というのが不満でした。

次にペーパーフィルターがいらない、というのが思った以上に楽です。コーヒーの滴るフィルターを捨てるのに手間取って床を汚したり、うっかりペーパーフィルターを切らしてコーヒーが飲めないなんてことが起きないのは本当にいいです。

次に、水タンクとカス入れがついてるのが思った以上に楽です。1度水を補給してしまえば何度か淹れられるので、いちいちコーヒーを飲むためにあれこれ準備する手間が減りました。

微妙なところ

水用フィルターが意外といい値段します。2本で3000円ぐらいだし、結構持つのでまぁ美味しいコーヒーのためと思えば、といった感じ。

あと、カス入れは最高なんですが底のほうにコーヒーカスがこびりついてることがあり、それがうまく捨てられずにかびたりしますから、結構ちゃんと取ってあげないとだめです。使い捨てのキッチンペーパー的なものでガッと取れば済むのですが、ちょっとマイナスポイント。

あとは、コーヒー豆がなくなったら警告を出してくれるのですが、そのしきい値がいまいち微妙というかなんというか…例えば10g必要なときに5gしかなかったらそのまんまコーヒーをいれちゃって、なんか薄いコーヒーになったことがありました。気をつけて補給すれば済む話ではありますね。

総評

買ってよかったのは間違いないでしょう。僕が買ったときは15万円ぐらいでしたが、間違いなくその価値はあります。使う豆にももちろん左右されますがカフェで飲む大抵のコーヒーよりは遥かに美味しいものを淹れてくれます。スタバとかと比較しても美味しいんじゃないかなと思います(豆の差はあるのでなんとも表現が難しいですね)