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レザークラフトの菱目打ち時にでる騒音対策の話

レザークラフトの菱目打ちとは

レザークラフトをやってたことがある。厳密にいうなら、今もやりたいけどできないでいる。なぜかというと木造のおうちに引っ越してからというもの騒音が気になってしまうからだ。下の階は大家がすんでいる。住人がすんでいるよりはいくぶんかマシかもしれないが、やりづらいことこの上ない。別の部屋なら大家のガレージの上とかだったのだが。まあそれでも、夜はとてもできない。私はどちらかというと昼型の人間だけど、創作意欲は夜わくことも多い。 菱目打ちというのは、レザークラフト用のレザーに穴を開ける行為をいう。裁縫のように針でレザーに穴を開けて貫通させて糸を通すのではなく、レザークラフトの場合穴を開けてそこに針を通して縫う。ミシンがあれば別だが、非常に高価だしプロの職人でも菱目打ちを使うことの方が多いらしい。 その菱目打ちの何が問題かというとこのような道具をハンマーで叩きつけて使うことだ。

叩きつけ、穴を開ける。単純な力業であるが、これが結構難しい。その話はおいておいて、叩きつけると当然音がなる。大きな音が。

騒音対策

騒音対策にゴム板を敷き、ゴムハンマーを使い、ゴム板のしたに色々敷いてみたが、あまり解消しない。 そもそも、衝撃をすべて吸収してくれるならいいが、床まで衝撃が伝われば太鼓と同じ原理で下の階に音が響きそうだ。ハンマーと菱目打ちの間になる打音だけではない。コンクリートブロックを敷くことも考えたが、重く取り回しがしづらく、机の上での作業は当然できない。コンクリートブロックの重さに加えてハンマーを降り下ろされる力が加わって耐えられるほど頑丈な机ではなかったと思う。

そこで色々調べていると見つかったのがドリルスタンドを使った方法だ。これに菱目打ちを固定し、下ろすことで穴を開ける。うまく考えたと思う。

しかしこの方法には決定的な問題がある。このドリルスタンドは、元々手持ちする電動ドリルを設置するもので、この機器の動作でなにかに力を加えるような作りにはなっていない。ドリルが削るから推し進めても問題ないだけで、この機器の力だけでレザーに穴を開けるのには無理がある。

それらを解決することも考えて、ハンドプレス機と呼ばれるものを購入しようとしているが、これが結構高い。どうしたものかと思いながら機器仕様の問い合わせをしているので、もし購入に至ればまた書くと思う。