今回はGoogleCloudPratformを試してみました。
動機はVPS的なインスタンスが欲しかったけど、ConohaのVPSはもう持ってるし(しかももう別用途で使ってるので他のインスタンスが欲しかった)サクラでもいいけど代わり映えしないなあ、じゃあなんか別の、ということで2ヶ月無料お試しができるGCPにしました。
インスタンス作成とか
普通にGoogkeCloudPratformとかで検索したらGoogleDevelopersConsoleが開けます。
左サイドバーからコンピュート→Compute Engine→VMインスタンスとたどっていって、新しいインスタンスを作ればいいだけです。インスタンスを作るときにOSを選択できるので好きに選択すればいいです。
下記の記事はCentOS7.2を前提に書かれています。
動作確認をするためにはファイアウォールの項目でHTTPのアクセスだけは許可している必要がありますので注意してください。
php、nginx、mySQLのインストール
まずはepel-releaseを追加しちゃう。
suするときに(あれ…ルートパスなんて設定したっけ…)と思ったらsudo su -でいけるんですね。
sudo su - yum install epel-release
本当に追加する?みたいなことを聞かれるのでおkならyをおしちゃっていいです。
WordpressはPHPで動くのでPHPを。設定ファイル書き換えるときにvimを、MySQLのサーバをインストールするのにwgetを使いたいのでそれもついでに。
yum -y install php-mysql php-common php php-cgi php-fpm php-gd php-mbstring vim wget php --version
バージョン情報が表示されたらおk。
nginxのインストール
yum install -y nginx
mySQLのインストール
wget http://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-el7-5.noarch.rpm rpm -Uvh mysql-community-release-el7-5.noarch.rpm yum -y install mysql mysql-server mysql --version
MySQLはCentOS7になったあたりからMariaDBに変わりましたが問題なくインストールできるようですね。
まあそっちの方がメジャーですし…。
コマンドもmysqlのままなんですね。
これでWordpressを動かすのに必要なものをインストールできましたね。
これを俗にLAMP環境とかいうみたいですね。
AがApacheだったような記憶がありますが、知らない子です()
phpの設定
php-fpmを設定してNginxと連携させる。
vim /etc/php-fpm.d/www.conf
いろいろ書いてありますが下記だけ変更する
; RPM: apache Choosed to be able to access some dir as httpd
user = apache
↓
user = nginx; RPM: Keep a group allowed to write in log dir.
group = apache
↓
group = nginx
デーモンの起動と自動起動設定
#systemctl start php-fpm # systemctl enable php-fpm
MySQLの設定
デーモンの起動と自動起動設定
systemctl start mysqld systemctl enable mysqld
データベースとかユーザの作成
$ mysql -uroot #rootのパスワード設定 > set password for root@localhost=password('password'); #Wordpressのパスワード設定 > create database wordpress character set utf8; #Wordpress用ユーザとパスワード設定 > grant all privileges on wordpress.* to wpuser@localhost identified by 'wppassword'; #適用 > flush privileges; > quit
Wordpressのインストール
最新版をダウンロードします。もう4.3.1までいったんですね…。
wget https://ja.wordpress.org/wordpress-4.3.1-ja.tar.gz
cp wordpress-4.3.1-ja.tar.gz /var/www/html/.
cd /var/www/html
tar xvf wordpress-4.3.1-ja.tar.gz
インストールというよりただのダウンロードと配置ですね。まあPHPですし。
次が肝。
Nginxの設定
Nginxの設定を行います。
Apacheなんかを触ったことある人ならなんとなく何するかわかると思いますが、内容としてはそこまで難しくないです。PHP使うよーとか、その程度。
vim /etc/nginx/conf.d/www.exsample.comf
server {
listen 80;
#サーバのURI
server_name www.example.com;#ドキュメントルート
root /var/www/html/wordpress;
index index.php index.html index.htm;
#ログファイルの場所
access_log /var/log/nginx/www.example.com/access.log main;
error_log /var/log/nginx/www.example.com/error.log warn;
#存在しないページにアクセスされたときのリダイレクト
#何もないところにアクセスしてきたらトップページへ飛ばす
try_files $uri $uri/ /index.php?q=$uri&$args;
# php-fpmとの接続
location ~ \.php$ {
fastcgi_pass 127.0.0.1:9000;
fastcgi_index index.php;
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
include fastcgi_params;
}
}
ログファイル出力先の作成
mkdir /var/log/nginx/www.exsaple.com
あとはお名前.comとかそういうところでドメインをDNSサーバに登録してやって、しばらく待ってからアクセスすれば下記のような画面になる、ハズ。